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2008年 03月 29日
お久しぶりです・・・何回言った事かこの台詞を・・・(^^;
ものすごく今更ですが、実は私、「紹介する切手のモチーフがかぶらないようにする」と言うのを 余り考えていませんで(同じ国がなるべく連続しない様にというのは気をつけていたのですが)、 人に言われるまで、モチーフにかなり片寄りが多い事を意識していませんでした・・・(^^; とはいえ、同じモチーフを連続して載せる事はほとんどなかったのが不幸中の幸い・・・かな? という訳で、そればかりじゃないんだ!という事を主張するべく、一味違うモチーフの切手を ご紹介です。 (原寸/横2.8×縦3.3cm) 1番左のはホルンでしょうかね?1番右のハープは装飾的な彫刻?がほどこされています。 「昔の楽器」だと1番わかり易いのはやはりピアノかな。と思ったので、 部分アップ。 ペダルが多い!黒鍵がない! ベートーベンの時代には8本ペダルのピアノが実在したそうです。 が、この切手のペダル数はそれ以上に見えます。…9?…10? おそらくその当時から見れば相当のハイテクピアノだったに違いありません(笑)。 そして、よーく見ると、黒鍵が無いのではなく、白鍵と黒鍵の色が逆のような気もします。 虫眼鏡で見ても良くわからなかったのですが、18世紀までは白黒が逆だったのが普通だったそうなので、もしかしたらそう言うピアノかもしれませんね。 話変わって。この切手の好きな点はと言うと、1番目は絵柄。その他に好きなのはこんな所。 色合いと、背景の模様のような部分。 4枚それぞれ背景の模様は違うのですが、まるで荒めに編まれた布のような雰囲気なのです。 地味ですけどちゃんと主張していますよー。という感じが好みです(^^ 切手の額面の近くに小さく「+10」など数字が書かれているので、募金切手なのかな?(+の値段分が対応した団体なりに募金される)と思いつつ良く見ると、国名の向かい側に「WOHLFAHRTSMARKE」という文字が。これは「福祉切手」という意味らしいです。 西ドイツにはこういった「募金切手」が多く、しかも西ベルリンと西ドイツで「切手の題材と発行年が一緒、同じ画風&デザイン、・・・だけど絵柄or色違い」というものが多く見られます。 ペアルックだけどよく見るとTシャツの絵柄が違う・・・みたいな感じですかね?(どういう例だw) この切手にも西ベルリンの相方(笑)がいるんです・・・が、何故か私の琴線に余り響いてこない絵柄だったので、未だに手に入れておりません。何かが・・・何かが違ったんです・・・(笑) #
by ryo_hiaki06
| 2008-03-29 02:36
| ヨーロッパ-全体
2007年 12月 24日
(原寸/横2.5×縦3cm)
ぎりぎりになってしまいましたが、最後のクリスマス切手をご紹介します。 カナダのクリスマス記念切手です。色違いでカーキ色のと2種セットのようですが→画像 この色だけ手に入れました。青色好きなので(^^ 濃い青色の中のシンプルな絵柄にひかれました。 クリスマスというと緑と赤、金色とかがイメージにあるんですが、そうではなく青1色で。というのが好きです。静かな聖夜・・・みたいな印象のある切手かなーと思います。 「CHRISTMAS」と「NOEL」と書かれています。カナダは公用語が英語とフランス語だからでしょう。 で、この絵柄でどの辺がクリスマスなのかなー。と思ったのですが。 今回パート1とパート2関連で色々調べていて、「これかな?」と思いついた事を書きますね。 「東方の三博士(三賢者)」と言うのはご存知ですか? 生まれたばかりのイエスに会いにベツレヘムへ来たという三人の博士の事です。 この3人は生まれたばかりのイエスに「乳香(にゅうこう)」、「没薬(もつやく)」、「黄金」を、それぞれ贈り物として捧げた。という話があります。 7世紀頃からこの博士には名前が当てはめられている。というのも興味深いです。 (Wikipediaより引用) 黄金を捧げたのは、メルキオール Melchior (黄金-王権の象徴、青年の姿の賢者) 乳香を捧げたのは、バルタザール Balthasar (乳香-神性の象徴、壮年の姿の賢者) 没薬を捧げたのは、カスパール Casper(没薬-将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者) ・・・で、これを知った後で切手を改めて見ると、丁度数的にも3つでぴったりですし、 乳香と没薬はお香などの材料になるそうで、そうなると瓶に入ってそうだなーという気もしますし・・・ただ、最後の「黄金」だけが当てはまりにくそうなんですが(^^; 左と右上の瓶を乳香と没薬入りの瓶、右下の蓋つきの入れ物?を黄金(の瓶?または黄金が入っている?)、・・・と、ひあき的にこじつけてみました(笑)。いかがでしょう? どの瓶が何が入っている瓶なのか・・・と考えたり、ストレートな絵柄で行くのではなく、あえて少しひねったのかな?と色々思いをめぐらす事が出来ます。 Merry Christmas♪ #
by ryo_hiaki06
| 2007-12-24 22:43
| ヨーロッパ-全体
2007年 12月 21日
(1枚原寸/横4.1×縦3cm)
クリスマス切手「Twelve Days Of Christmas」(クリスマスの12日) 後半です。 (この切手の詳しい事、未読の方は2007年12月11日の投稿をどうぞ) 後半は日数分その日を表す物が増えていくので、切手の中に所狭しと並べてあります。 その絵がまた可愛らしいんですよ。前半とは少し趣きも変わってきているような。 前半に比べ絵が少し細かくなって来ているので、今回はアップ画像と共にご紹介します。 ■1枚目(左) On the seventh day of Christmas クリスマスの7日目 My true love gave to me: 愛する人がくれたのは Seven swans a swimming, 7羽の泳ぐ白鳥 そのすぐ下には8日目の 「Eight maids a milking=8人の乳絞りの娘」。 右手には乳搾りの際に使用すると思われる低いスツールを、 左手には木桶を持っています。細かい・・・。 ■2枚目(中央) 9日目。Nine drummers drumming=9人の太鼓たたき イギリスはバッキンガム宮殿前にいる近衛兵風。1番英国らしい絵ですね。 確か交代する時「交代式」ってのがあり、交代時間にはマーチングバンドと共に 行進しながら現れるらしいです。 ・・・と、これをみてたらそれを思い出しました(笑) 10日目。 Ten pipers piping=10人の笛吹き 昔ながらのラッパのような笛を持っているのがわかります。 帽子の飾り?の様なものが何気なく謎の形をしています(笑)。 ■3枚目(右) 11日目。 Eleven ladies dancing=11人の踊る貴婦人 ずらーーーーっと、11人で一斉にダンシングです(爆)。 貴婦人らしく、ひじまで覆う長い手袋、手にはハンカチを持って踊っています。 12日目。「Twelve lords a-leaping」=12人の飛び跳ねる貴族 ずらーーーーっと、12人で一斉にジャンピングです(爆)。 貴族というだけあって、服装は上の貴婦人と合わせている感じですね。 踊るというと舞踏会でワルツという感じですが、英国の古い時代が舞台の映画を見ると、大勢で並んで飛び跳ねたりするフォークダンス的な踊りが多いので、イメージとしてはそんな感じなのかなーと思います。「プライドと偏見」(2005年)って映画を見ると良くわかりますよ。 拡大画像を入れたら長くなってしまったので、「どうしてクリスマスなのにこんな歌詞?」という種明かしは、続きにて。 >>>>>>>>>More #
by ryo_hiaki06
| 2007-12-21 10:29
| ヨーロッパ-全体
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